側弯症ママのドタバタフリーランス生活

中2で特発性脊柱側弯症になり20歳で手術、術後11年目。5歳の女の子のママでフリーライターをやってます。

側弯症の手術をした妊婦さんで無痛分娩希望の方は要確認です!

以前、側弯症の手術をしても出産に耐えられるのか?という記事を書きました。

特発性脊柱側弯症の手術をしても子どもは無事に産めるのか問題 - あの日、側弯症と言われて

 

私が一応母親業をやっていることからも、手術をしても出産(自然分娩)は可能だということがおわかりいただけるとは思いますし、側弯学会のHP等でも、妊娠や出産は大丈夫だと書いてあるのでそのあたりはおそらく心配ないでしょう。主治医に相談しても「別に問題ないよ」と言われると思います。

ただ、最近は出産の方法もいろいろで。

もっともポピュラーな自然分娩(@病院)から帝王切開、自宅での自然分娩(昔のスタイル?)、無痛分娩、水中分娩・・・・。

とりあえず今思いついたものだけを挙げましたけど、いろいろありますね。。

 

今日は無痛分娩のことを書きたかったのだけど、その前に!

余計なお世話すぎですけど、最近流行りのナチュラルスタイル(自宅もしくは病院ではないお産所)での出産は個人的にあまりおすすめできません。

考え方は素敵だと思うんだけど、それ以前に、側弯の手術を終え金具が入っている私たちの身体は、ありのまま(自然)ではないですからねえ・・・。

何かあってからでは遅いですよ。
問題ないとは言われていても、万一のことを考えてせめて病院で産んだほうがいいんじゃないかなーと思います。

 

で、その病院での出産スタイルとして、最近は痛みを和らげるための無痛分娩というのが流行っているらしい!

(無痛分娩というわりに普通に痛いと聞いたんだけど、そこんとこどうなんだろう?誰か教えてください)

 

無痛分娩についての詳しいことは、「日本産科麻酔学会」公式HP内の

無痛分娩Q&A−日本産科麻酔学会(JSOAP)−

に詳しく載っているのでそちらを確認していただければと思いますが。

そこに書かれているものを読むと、無痛分娩の方法は硬膜外鎮痛と点滴からの鎮痛薬投与の2種類があるそうです。で、この2つのうち痛みを和らげるのに効果があり主流になっているのが硬膜外鎮痛。

硬膜外鎮痛はどのように行われるのかというと、こんな風に書いてあります。

 

硬膜外鎮痛では、硬膜外腔という背中の脊髄の近い場所に、局所麻酔薬という薬と、多くの場合それに医療用麻薬を加えたものを投与します

 

 脊髄の近くに薬を打てるので強い鎮痛効果が得られるのだそうですが、側弯症の手術を行った人は、ちょうどそこに金具があるんですよね。

そういうこともあり、側弯の手術を行った人は無痛分娩を行わないという方針の病院もあるみたい。無痛分娩を行うにしても、どこに金具が入っているのか産院へ知らせないといけないみたいです。

無痛分娩希望の人は病院で確認してくださいね〜